膠原病でもそこそこ大丈夫~SLE(全身性エリテマトーデス)について

 

SLE(全身性エリテマトーデス)について

 

SLE(全身性エリテマトーデス)とは膠原病の一種です。英語でsystemic lupus erythematosusといい、その頭文字をとってSLEと言います。

 

systemicとは、全身のという意味で、この病気が全身の色々な場所、臓器に、さまざまな症状を引き起こすということ、lupus erythematosusとは、皮膚に、狼(lupus、ループス:ラテン語で狼の意味)に噛まれた痕のような赤い紅斑があったことから、このような名前になりました。

 

発熱、全身倦怠感などの炎症を思わせる症状関節、皮膚、そして腎臓、肺、中枢神経などの内臓のさまざまな症状が一度に、あるいは経過とともに起こってきます。

 

その原因は、今のところわかっていませんが、免疫の異常が病気のメカニズムに関わっています。